株主優待を目当てにした投資について

$マークのイラスト

株主優待を目的とした投資は、あらゆる株式投資の中で、もっとも堅実な投資法です。
通常株式投資で得られる利益は、配当金と株価が上がった時点で売った場合に発生する、売却益の二つです。
株主優待株はこのほかに、企業から贈られる優待品が加わり、三種類の利益を得ることができます。
優待品には金券類や買い物券のように金額がはっきりしているものもあれば、割引券のように使用した金額によって割引額が異なるものもあります。
優待株の利回り計算は、配当金と優待品を合わせた総合利回りで判断します。
例えばアパレル銘柄の山喜(東証2部・証券コード3598)の株主になると、100株保有の場合、年間2,000円分の買い物券と400円(2015年3月期実績)の配当金を得ることができます。
株価は265円(2015年12月17日終値)ですので、2400円÷26,500円で、総合利回りは実に9.0%になります。
株は下がった時点で売却しない限り損失は出ませんので、値下がりしていたとしても、定期預金代わりに保有していれば高利回りの運用を毎年続けることができます。
もちろん業績の変化によって配当金は増配または減配しますが、優待品は自社商品や自社買い物券であれば、ほとんどの銘柄が同じ条件で継続しています。
また、優待株は暴落相場時には、非優待株よりも値下がり率が低いというデータがあります。
高利回りが下支えするのがその理由です。
株主優待株は、高利回り、低い値下がりリスク、優待品や優待券で品物を選ぶ楽しみなどメリットが多いため、目先の株価を気にしなくてもよく、精神的にも安定した投資が可能になります。
NISA(少額投資非課税制度)を利用すれば配当金も非課税で、優待品と合わせてまるごと利益になります。
まさに時流に乗った投資法といえ、今後ますます利用する人が増えるでしょう。

関連記事
人気記事一覧